大学、大学院時代の研究テーマについて

 

1996年名古屋大学農学部畜産学科卒業

1998年同大大学院生命農学研究科修了(修士課程)


卒業論文

末梢生殖機能を制御する脳内機序(性腺刺激ホルモン放出ホルモンのパルス状分泌機構)の解明を目的とした実験モデルの確立をテーマとする。ラット脳組織切片のインキュベーション装置および組織灌流装置の開発によってin vitroモデルの確立を試みる。また同実験系を用いて特定の神経伝達物質投与に対する組織切片からのホルモン放出を経時的に観察する。


修士論文

引き続き末梢生殖機能を制御する脳内機序(性腺刺激ホルモン放出ホルモンのパルス状分泌機構)の解明を目的とした実験モデルの確立をテーマとする。

①ラット新生児脳組織の培養および組織灌流系の開発によるin vitroモデルの確立:

ラット新生児より特定の脳領域より組織切片を作成し、その切片をコラーゲン膜上で培養、神経回路を再構築させることで随時の薬物投与および組織からのホルモン分泌を経時的に測定可能な実験系を制作する。

②ラット脳に定置局所灌流カニューレを設置することによるin vivoモデルの確立:

成熟ラット脳の特定部位に定置灌流カニューレを留置し、経時的に神経伝達物質の放出を観察できる実験系の確立を試みる。

index_.html